中東の報復応酬で米株反落、ドル円はついに「160円」突破!介入警戒の中で守りを固める木曜日

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おはようございます、つっちーさんです。

2026年6月4日(木)、今朝のマーケット情報をお届けします。昨日の日本株の熱狂から一転、夜間の海外市場はかなり緊張感のある動きを見せてきました。

市場概況:地政学リスク再燃と160円到達による警戒モード

日本市場(6月3日) 🇯🇵

前日の日本株は、1,600円を超える猛烈な爆騰を見せ、一気に6万8,402円まで駆け上がって過去最高値を更新しました。中東の停戦期待やAI投資への熱狂を背景に、日本株への資金集中が加速しています。主力半導体株が指数の上昇を力強く牽引した一方、資金が大型株へ偏ったため中小型株のグロース市場からは資金が流出。1%の下落となり、明暗がはっきりと分かれました。  

 日経平均株価 68,402.13円(前日比 +1,667.89円)  

 TOPIX 3,996.20(前日比 +71.96)

 JPX日経400 36,330.01(前日比 +679.22)

 グロース250指数 764.02(前日比 -7.70)

米国市場(6月3日) 🇺🇸

昨晩の米国市場は、これまで続いていた連日の最高値更新が一服し、主要3指数が揃って反落しました。

下落の引き金となったのは、米国とイランの間で続いていた停戦合意を揺るがす、新たな報復攻撃の応酬です。これで原油価格が再び急上昇し、インフレへの警戒感が再燃しました。同日に発表された米連邦準備理事会(FRB)の経済報告(ベージュブック)でも、エネルギーコストの上昇が物価を押し上げる主因になっていると指摘され、利下げ期待が後退。長期金利が4.49%へ上昇したことで、ハイテク株を中心に利益確定の売りが広がりました。個別では、好決算を発表したパロアルトネットワークスが、これまでの株価急騰の反動から5.6%下落し、市場の重荷となっています。  

 NYダウ 50,687.07ドル(前日比 -620.72ドル)  

 NASDAQ 26,853.97(前日比 -239.92)

 S&P500指数 7,553.68(前日比 -56.10)

 ドル円 160.020円

 米国10年債利回り 4.49%

本日の日本市場予想

本日の日本市場は、昨晩の米国株安と中東リスクの再燃を引き継ぎ、売り先行の展開を予想します。日経225先物は68,130円と、昨日の現物終値から270円ほど低い水準にあり、まずは6万8,000円の大台を維持できるかどうかの我慢比べになります。

市場の緊張感をさらに高めているのが為替の動きです。ニューヨーク市場でドル円が1ドル=160.020円と、ついに160円の大台に乗せてきました。政府・日銀による巨額の為替介入への警戒感が最高潮に達しており、取引時間中に突発的な円高ショックが起きるリスクをはらんでいます。上値を積極的に買い進むのは危険だという心理的ブレーキが働くため、寄り付きの売りが一巡した後も様子見ムードが広がりやすい環境です。

今日の注目銘柄

INPEX(1605)

米国とイランの報復激化により、原油価格が再び急上昇しました。地政学リスクにともなう原油高の恩恵を直接受ける資源セクターとして、全体が下落する局面でも資金の逃避先になりやすいとみています。  

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)

米国のインフレ懸念再燃に伴い、米長期金利が4.49%へと上昇しました。金利の先高観に加え、国内での160円突破に伴う介入警戒や将来的な日銀の利上げ観測が、銀行セクターにとって利鞘改善の思惑につながり、下値の堅い受け皿になります。  

東京エレクトロン(8035)

米ナスダックの下落や、米ハイテク株の利益確定売りを受け、これまで日本株の上昇を牽引してきた半導体セクターには手仕舞い売りが出やすい地合いです。連日の急騰の反動もあり、本日は下値をどこで支えられるかを見極める局面を迎えます。  

本日発表の主な経済指標  

  • ユーロ圏 4月小売売上高  
  • 米国 週次新規失業保険申請件数
  • 米国 4月貿易収支

まとめ

中東の緊迫化と160円突破という為替介入の恐怖が重なり、本日はこれまでの勢い任せの相場から一転して守りの姿勢が求められます。これだけの高値圏ですから、利益が出ているものは一度確定させ、現金比率を高めて嵐が過ぎ去るのを待つのも賢い選択です。目先の乱高下に惑わされず、地に足を着けていきましょう。

不透明な相場だからこそ、情報力で差をつける。

市場の先行きが不透明な場面は少なくありません。そんな時、「他の経験豊富な投資家はどう動いているのか?」を知ることができれば、より確かな判断の一助になります。日頃から多角的な視点で情報に触れ、相場の変化に対応できる準備を整えておきましょう。

▼市場のリアルを捉えるための情報収集

  • 機関投資家の動向: 著名な投資家や大口投資家がどのようなポートフォリオを組んでいるのか、市場のトレンドを把握することは大局的な判断に役立ちます。
  • 需給データの分析: 株価を大きく動かす要因となる大口注文の推移や、市場心理を映す空売り残高などのデータにも注目してみましょう。
  • 多角的な経済ニュース: 日々の主要ニュースだけでなく、専門的な解説や速報性の高い情報源を複数持っておくことが強みになります。

▼常にアンテナを高く持ち、投資の質を高める

投資の世界では、初心者から経験者まで「いかに質の高い情報をタイムリーに集められるか」が成果を大きく左右します。 公的なデータだけに頼るのではなく、信頼できる各種ツールや専門メディアを上手に活用し、常に一歩先を見据えた情報収集に努めることが大切です。 まずは身近な情報源を見直し、アンテナを広げることから始めてみてはいかがでしょうか。

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