おはようございます、つっちーさんです。
2026年6月29日(月曜日)、のマーケット情報をお届けします。
先週末の金融市場は、FRBが最重視する米インフレ指標の発表という大きなイベントを通過しました。前週末に日本の現物市場で起きた歴史的な下落の反動もあり、週明けの東京市場は一定の買い戻しを交えながら足元を固める動きになりそうです。最新のデータを整理し、今週の相場の方向性を探っていきましょう。
市場概況:急ピッチな上昇の反動による急落と、米物価指標通過後の小動き
日本市場(6月26日) 🇯🇵
先週末金曜日の東京市場は、日経平均株価が前日比3,005円安の6万9,360.88円と急反落し、わずか1日で7万円の大台を割り込みました。前日に3,100円を超える歴史的な急騰を演じた反動に加え、米国市場で主要ハイテク株が下落した流れを受け、海外勢を中心とした利益確定売りが主力半導体株へ断続的に浴びせられました。大型株の急激な地合い悪化に巻き込まれ、グロース市場も2.5%安と全面安の展開を強いられました。
- 日経平均株価:69,360.88円(前日比 -3,005.46円、-4.15%)
- TOPIX:3,963.36(前日比 -53.11、-1.32%)
- JPX日経400:35,984.82(前日比 -513.31、-1.41%)
- グロース250指数:682.55(前日比 -17.59、-2.51%)
米国市場(6月26日) 🇺🇸
先週末金曜日のニューヨーク市場は、注目されていた経済指標の発表を通過し、主要3指数が揃って小幅に反落しました。
米5月個人消費支出(PCE)デフレーターで、コア指数の伸びが前年同月比3.4%と前回の3.3%から小幅に上昇。依然として基調的なインフレの粘着性が示され、FRBによる早期利下げ観測を後退させる内容でした。ただ、この結果はあらかじめ市場にある程度織り込まれていたこともあり、パニック的な売りには至りませんでした。個別では、前日まで調整が続いていた大型テック株に押し目買いが入り下値を支えた一方、ダウ平均は直近の上昇に対する利益確定売りに押され、終日軟調な推移となりました。
- NYダウ30種:51,876.11ドル(前日比 -44.51ドル、-0.09%)
- NASDAQ総合指数:25,297.61(前日比 -60.98、-0.24%)
- S&P500指数:7,354.02(前日比 -3.47、-0.04%)
主要指標:ドル円 161.757円、米国10年債利回り 4.50%水準
本日の日本市場予想
週明けの国内市場は、日経225先物が69,610円(現物終値比 約+250円)で取引を終えているため、寄り付きから現物終値を上回る買い先行のスタートになります。先週末に日経平均が3,000円安と過剰に売り叩かれた反動に加え、懸念されていた米PCEデフレーター発表を通過してアメリカ株が大きな崩れを見せなかったことから、市場には買い安心感が広がりやすい環境です。
寄り付き直後は、先週急激に値を下げた東京エレクトロンやアドバンテストなどの主力半導体株に、自律反発を狙う短期勢の押し目買いが先行するとみています。まずは心理的な節目となる6万9,500円台の定着と、その上での値固めを試す動きが強まる見通しです。
一方で、上値を積極的に追いかける動きには慎重さが求められます。ドル円は現在、1ドル=161.757円と、政府・日銀が過去に円買い介入を執行した危険水域に完全に突入したまま高止まりしています。米インフレの高止まりを背景とした日米金利差からドル高の基調は変わりませんが、取引時間中に突発的な為替介入が execution されるショックリスクは極めて高い。寄り付き直後の自律反発が一巡した後は、介入への警戒感から輸出関連株を中心に積極的な買い増しが手控えられやすく、一進一退のもみ合いに移行しやすい地合いだと判断しています。
今日の注目銘柄
- 東京エレクトロン(8035)
先週金曜日に全体相場の急落に巻き込まれる形で大幅に売り叩かれました。しかし、米ナスダックの下げが0.2%程度にとどまり、ハイテク株の極端な崩壊が回避されたことで、本日は値ごろ感に着目した海外勢の買い戻しを伴う反発の動きが期待されます。 - 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
米PCEの上振れにより米長期金利が4.50%水準で高止まりしていることに加え、国内での161円台後半という歴史的な円安が日銀の早期追加利上げ観測を一段と強めています。ハイテク株が為替介入警戒から上値を抑えられる局面でも、金利上昇メリットを享受しやすい割安バリュー株として、実需の資金を引きつける手堅い受け皿になるとみています。 - 日本航空(9201)
中東の暫定和平合意に向けた進展を背景に、WTI原油先物が落ち着いた水準で推移しています。燃料コスト負担の軽減という直接的な業績改善メリットが意識されやすく、インフレ圧力がじわりと強まる地合いにおいても、独自の強さを見せやすい位置にあります。
本日発表の主な経済指標
- 日本:5月商業動態統計(小売業販売額など)
- 欧州:6月消費者信頼感指数(確報値)
まとめ
先週末の3,000円安という強烈な下落を前に、週明けの動向に警戒されていた方も多いと思いますが、米PCEデフレーターという最大級のイベントを無難に通過したことはプラス材料です。今朝は先物高に誘われる形で一定のリバウンドが期待できるでしょう。
ただし、ドル円が161円台後半にあるという事実は、常に為替介入の不気味な足音を感じさせます。寄り付き後の自律反発に無理に追随するのではなく、まずは全体の需給が落ち着くのを見極める必要があります。今週は週後半に米雇用統計などの重要指標が控えていることもあり、手元のキャッシュ比率を適切に保ちながら、好業績な割安株を中心に冷静にポートフォリオのバランスを整えていきましょう。
不透明な相場だからこそ、情報力で差をつける。
市場の先行きが不透明な場面は少なくありません。そんな時、「他の経験豊富な投資家はどう動いているのか?」を知ることができれば、より確かな判断の一助になります。日頃から多角的な視点で情報に触れ、相場の変化に対応できる準備を整えておきましょう。
▼市場のリアルを捉えるための情報収集
- 機関投資家の動向: 著名な投資家や大口投資家がどのようなポートフォリオを組んでいるのか、市場のトレンドを把握することは大局的な判断に役立ちます。
- 需給データの分析: 株価を大きく動かす要因となる大口注文の推移や、市場心理を映す空売り残高などのデータにも注目してみましょう。
- 多角的な経済ニュース: 日々の主要ニュースだけでなく、専門的な解説や速報性の高い情報源を複数持っておくことが強みになります。
▼常にアンテナを高く持ち、投資の質を高める
投資の世界では、初心者から経験者まで「いかに質の高い情報をタイムリーに集められるか」が成果を大きく左右します。 公的なデータだけに頼るのではなく、信頼できる各種ツールや専門メディアを上手に活用し、常に一歩先を見据えた情報収集に努めることが大切です。 まずは身近な情報源を見直し、アンテナを広げることから始めてみてはいかがでしょうか。
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本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。掲載されている広告やリンク先のサービス利用から生じるいかなる損害についても、当方は責任を負いません。
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