おはようございます、つっちーさんです。
2026年9月3日(木曜日)、今朝のマーケット情報をお届けします。
昨日の国内市場は、原油急騰や米金利上昇への懸念から日経平均株価が1,800円を超える大暴落となり、激しい下落にショックを受けられた方も多かったのではないでしょうか。しかし昨夜の海外市場では、急落に対する押し目買いやハイテク株の買い戻しが入り、主要3指数が揃って反発しました。今朝の日経平均先物も底堅く推移しており、本日の日本市場は昨日の過度な売りからの自律反発が期待されるスタートとなりそうです。本日も最新データを丁寧に紐解きながら、冷静に足元のマーケットに向き合っていきましょう。
市場概況:原油急騰と米金利高で1,800円超の大暴落となった日本株と、自律反発買いで主要3指数揃って上昇した米市場
日本市場(2026年9月2日) 🇯🇵
昨日の東京市場は、日経平均株価が大幅に急落し、前日比1,889円安(-2.85%)の6万4,325円64銭と大暴落を演じました。前夜の中東情勢緊迫化に伴う原油相場の急伸や米10年債利回りの上昇が嫌気され、東京エレクトロンやアドバンテストなどの主力ハイテク株へリスク回避の売りが殺到。TOPIXや東証グロース250指数も含め、東証プライム市場の全セクターに手仕舞い売りが広がる極めて重苦しい地合いとなりました。
- 日経平均株価:64,325.64円(前日比 -1,889.70円、-2.85%)
- TOPIX:4,081.60(前日比 -100.26、-2.40%)
- JPX日経400:36,729.86(前日比 -928.42、-2.47%)
- グロース250指数:777.48(前日比 -22.61、-2.83%)
米国市場(2026年9月2日) 🇺🇸
昨晩のニューヨーク市場は、前日の大幅下落に対する押し目買いや持ち高調整の買い戻しが優勢となり、主要3指数が揃って反発しました。
中東情勢を背景にWTI原油先物が1バレル=90ドル台へと上昇を続けたものの、前日に急上昇していた米長期金利の勢いが一服したことで株式市場に買い安心感が戻りました。過度な売りに対する反動からエヌビディアやマイクロソフトなどの主要ハイテク株やディフェンシブ株に実需の買いが流入し、NYダウは295ドル高(+0.56%)、ナスダック総合指数も0.45%高と力強く買い戻されています。また、ドル円は158.7円台へと小幅に円高・ドル安方向へ揉み合い、急激な為替の荒れが一旦落ち着きを見せています。
- NYダウ30種:53,061.95ドル(前日比 +295.07ドル、+0.56%)
- NASDAQ総合指数:26,217.82(前日比 +118.05、+0.45%)
- S&P500指数:7,666.60(前日比 +35.13、+0.46%)
主要指標:ドル円 158.772円、WTI原油先物 1バレル=90ドル台前半、日経225先物(期近) 64,480円(前日比 +130円)
本日の日本市場予想
本日の国内市場は、昨晩の米株式市場での押し目買い(ダウ295ドル高、ナスダック上昇)と、日経225先物の底堅い推移(64,480円、前日比 +130円)の流れを引き継ぎ、昨日の大暴落(1,889円安)に対する自律反発狙いの買い先行でのスタートを予想します。昨日の現物終値(64,325.64円)から100円〜200円ほど高めの水準で寄り付き、まずは6万4,500円台の定着と下値確認を試す展開となりそうです。
昨日の東京市場で1,800円を超える過度な売りが膨らんだことで、東京エレクトロンやアドバンテストなどの主力半導体株には急激な自律反発狙いの資金が入る見込みです。昨晩の米市場でハイテク株が反発したことも、前場の底支え要因となります。
ただし、買い一巡後は上値の重い一進一退の攻防に移行するとみています。理由として、WTI原油先物が90ドル台へと上昇しインフレ懸念がくすぶっていることや、明日(金曜日)に今週最大の注目イベントである「米8月雇用統計」の発表を控えているためです。海外機関投資家の間では週末イベント前で見極めムードが強く働きやすいため、寄り付きの買い一巡後は6万4,400円〜6万4,800円のレンジ内での値固めに終始すると予測しています。
今日の注目銘柄
- 東京エレクトロン(8035)
昨日は市場全体の大暴落に伴い大幅安を余儀なくされましたが、昨晩の米ナスダック反発や主要ハイテク株の買い戻しを受け、本日の一斉リバウンドを牽引する中心銘柄として注目されます。 - INPEX(1605)
中東情勢の緊迫化からWTI原油先物が1バレル=90ドル台へと続伸しています。全体相場がイベント前で見極めムードを強めるなかでも、原油高が直接の業績追風となるディフェンシブな避難先として手堅い資金が集中しそうです。 - 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
米長期金利の高止まりやドル円158.7円台の安定推移を背景に、日銀による秋の追加利上げ観測が根強く意識されています。相場全体のリバウンド局面において、実需の資金を捉えやすい割安バリュー株の受け皿として底堅い推移が期待されます。
本日発表の主な経済指標
- 日本:8月消費動向調査(14:00発表予定)
- 米国:8月ISM非製造業景況指数(日本時間23:00発表)
- 米国:週次新規失業保険申請件数
まとめ
昨日の1,889円安という大暴落には胸を痛められたかと思いますが、今朝は米株の反発や先物の底堅さを受け、まずは昨日の急落に対する自律反発を試せる明るいスタートとなりそうですね。過度なパニック売りは収まりつつあります。
ただし、原油相場が90ドル台で推移していることや明晩の米8月雇用統計を控え、本日も無理な買い上がりは慎みたい場面です。手元のキャッシュ比率を適切にコントロールしつつ、原油高・金利高に強いバリュー株と業績の裏付けがある成長株へ上手に分散投資を行いながら、落ち着いて本日の相場に臨んでいきましょう。
不透明な相場だからこそ、情報力で差をつける。
市場の先行きが不透明な場面は少なくありません。そんな時、「他の経験豊富な投資家はどう動いているのか?」を知ることができれば、より確かな判断の一助になります。日頃から多角的な視点で情報に触れ、相場の変化に対応できる準備を整えておきましょう。
▼市場のリアルを捉えるための情報収集
- 機関投資家の動向: 著名な投資家や大口投資家がどのようなポートフォリオを組んでいるのか、市場のトレンドを把握することは大局的な判断に役立ちます。
- 需給データの分析: 株価を大きく動かす要因となる大口注文の推移や、市場心理を映す空売り残高などのデータにも注目してみましょう。
- 多角的な経済ニュース: 日々の主要ニュースだけでなく、専門的な解説や速報性の高い情報源を複数持っておくことが強みになります。
▼常にアンテナを高く持ち、投資の質を高める
投資の世界では、初心者から経験者まで「いかに質の高い情報をタイムリーに集められるか」が成果を大きく左右します。 公的なデータだけに頼るのではなく、信頼できる各種ツールや専門メディアを上手に活用し、常に一歩先を見据えた情報収集に努めることが大切です。 まずは身近な情報源を見直し、アンテナを広げることから始めてみてはいかがでしょうか。
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