米雇用統計の減速を受けた先週末の大幅高から一服、米国休場による材料不足のなか値固めを試す月曜日

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おはようございます、つっちーさんです。

2026年7月6日(月曜日)のマーケット情報をお届けします。

先週末の海外市場は米国が祝日のため休場となり、新たな海外発の材料が限られるなか、週明けの東京市場は先週末の大幅上昇から一服し、足元を固める動きが意識されそうです。最新の動向を整理しながら、今週の相場の方向性を探っていきましょう。

市場概況:米雇用統計の減速を好感した全面高と、米国休場による材料一服

日本市場(2026年7月3日) 🇯🇵

先週末金曜日の東京市場は、幅広い銘柄に買い戻しが入り、大幅な反発となりました。前日木曜日の夜間に前倒しで発表された米6月雇用統計において、非農業部門雇用者数が前月差5.7万人増と大幅に減速し、失業率が4.3%となったことで、FRB(米連邦準備理事会)による利下げ期待が改めて意識されました。日経平均株価は前日までの急落に対する反動もあり、1,000円を超える上昇を記録して6万9,000円台後半まで値を戻しています。また、出遅れ感のあった東証グロース市場にも見直し買いが入り、グロース250指数は2.90%高と大きく上昇しました。

  • 日経平均株価:69,744.07円(前日比 +1,010.92円、+1.47%)
  • TOPIX:4,064.60(前日比 +49.62、+1.24%)
  • JPX日経400:36,847.99(前日比 +401.17、+1.10%)
  • グロース250指数:733.18(前日比 +20.69、+2.90%)

米国市場(2026年7月3日) 🇺🇸

先週末金曜日のニューヨーク市場は、「独立記念日の振替休日」のため、株式・債券市場ともに休場でした。

主要3指数の数値は、実質的に雇用統計が発表された前営業日(7月2日木曜日)の終値のまま変動していません。木曜日の米国市場では、雇用統計の減速が景気後退懸念として一部嫌気され、ナスダックが軟調だった一方、金利低下を好感したバリュー株がダウ平均を押し上げるなど、セクターローテーションの動きが見られていました。

  • NYダウ30種:52,900.07ドル(前日比 +594.83ドル、+1.14% ※木曜終値)
  • NASDAQ総合指数:25,832.67(前日比 -207.36、-0.79% ※木曜終値)
  • S&P500指数:7,483.24(前日比 +0.01、0.00% ※木曜終値)

 主要指標:日経225先物 69,680円(対現物終値比 -64円)、ドル円 161.364円

本日の日本市場予想

週明けの国内市場は、日経225先物が69,680円(前日比 -360円)と、先週末の現物終値に対して小幅に低い水準で取引を終えていることから、寄り付きは横ばいか小幅に売りが先行するスタートを想定しています。先週末に米国株が休場だったことで新規の材料に乏しく、先週末の急ピッチな反発に対する利益確定の売りが出やすい需給環境です。

まずは心理的下値支持線となる6万9,500円付近を維持し、高値圏での値固めに移行できるかどうかが焦点となります。先週後半に調整が進んだ東京エレクトロンなどの主力半導体株には、米雇用統計の減速に伴う金利低下が中長期的な支援材料になるものの、目先は利益確定売りをこなす展開が予想されます。

為替市場ではドル円が1ドル=161.364円と、161円台半ばで高止まりしています。米雇用統計の減速を受けて一時的なドル売りが進んだものの、依然として政府・日銀による円買い介入の警戒ラインを超えた危険水域にあります。日中に突発的な為替介入が執行されるリスクをはらんでいるため、輸出関連株を積極的に買い進む動きは手控えられやすく、寄り付きの一巡後は様子見ムードのなかで上値の重い展開が続くとみています。

今日の注目銘柄

  • 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
    米雇用統計の減速に伴う米長期金利の低下は短期的には銀行株の重荷ですが、国内では161円台の円安を背景に日銀の早期追加利上げ観測が根強く残っています。全体相場が為替介入への警戒感からハイテク株を中心に上値を抑えられる局面でも、下値の堅い割安バリュー株として実需の資金を引きつける受け皿になると考えています。
  • 東京エレクトロン(8035)
    先週末に大幅な反発を見せたものの、今朝の先物が小幅安で戻ってきたことから、寄り付き直後は戻り売りに押されやすい位置にあります。今週後半に発表される米国の消費者物価指数(CPI)などの重要指標を前に、どの価格帯で底堅さを示せるかが市場全体のセンチメントを左右するポイントになります。
  • 東証グロース市場の主力銘柄
    先週末にグロース250指数が2.90%高と明確な逆行高を示しました。大型ハイテク株が為替介入警戒や利益確定売りから上値の重いもみ合いに移行するなかで、相対的に出遅れ感のある中小型成長株への個人投資家を中心とした資金還流が本日も継続するかに注目が集まります。

本日発表の主な経済指標

  • 日本:6月車名別新車販売台数
  • 欧州:7月投資家信頼感指数(Sentix)

まとめ

先週末の1,000円を超える大幅上昇を経て、今朝は米国休場に伴う材料不足もあり、上値追いの勢いは一服して小幅な調整から始まる見通しです。米雇用統計の減速というマクロ環境の変化を通過したものの、ドル円が161円台半ばにあるという事実は、常に為替介入への警戒を解くことを許しません。

週初めの月曜日であり、かつ週後半に重要指標を控えていることから、無理にポジションを拡大する局面ではないと判断しています。手元のキャッシュ比率を適切に保ちながら、好業績な割安株や内需株の押し目を慎重に見極め、冷静に対応していきましょう。

不透明な相場だからこそ、情報力で差をつける。

市場の先行きが不透明な場面は少なくありません。そんな時、「他の経験豊富な投資家はどう動いているのか?」を知ることができれば、より確かな判断の一助になります。日頃から多角的な視点で情報に触れ、相場の変化に対応できる準備を整えておきましょう。

▼市場のリアルを捉えるための情報収集

  • 機関投資家の動向: 著名な投資家や大口投資家がどのようなポートフォリオを組んでいるのか、市場のトレンドを把握することは大局的な判断に役立ちます。
  • 需給データの分析: 株価を大きく動かす要因となる大口注文の推移や、市場心理を映す空売り残高などのデータにも注目してみましょう。
  • 多角的な経済ニュース: 日々の主要ニュースだけでなく、専門的な解説や速報性の高い情報源を複数持っておくことが強みになります。

▼常にアンテナを高く持ち、投資の質を高める

投資の世界では、初心者から経験者まで「いかに質の高い情報をタイムリーに集められるか」が成果を大きく左右します。 公的なデータだけに頼るのではなく、信頼できる各種ツールや専門メディアを上手に活用し、常に一歩先を見据えた情報収集に努めることが大切です。 まずは身近な情報源を見直し、アンテナを広げることから始めてみてはいかがでしょうか。

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