おはようございます、つっちーさんです。
2026年8月3日(月曜日)のマーケット情報をお届けします。
先週末の国内市場では、日銀の金融政策決定会合の通過や米メガテック株高を追い風に2,400円を超える記録的な爆騰劇となりました。しかし、週末の海外市場では米株が堅調さを維持したものの、為替市場で急速な円高・ドル安が進み、日経平均先物は反落して取引を終えています。激しい荒波が続く相場ですが、今週も最新のデータを一つひとつ整理しながら、冷静に相場の方向性を探っていきましょう。
市場概況:好決算と悪抜け感で爆騰した日本株と、好業績に支えられ続伸した米市場
日本市場(2026年7月31日) 🇯🇵
先週末金曜日の東京市場は、日経平均株価が前日比2,494円高と歴史的な大爆騰を演じ、一気に6万4,000円台を回復しました。日銀金融政策決定会合における政策判断の通過による悪抜け感に加え、米マイクロソフトなどの好決算を受けた米ハイテク株高の流れが直撃。東京エレクトロンやアドバンテストなどの主力半導体株へ海外勢の猛烈な買い戻しが集中しました。TOPIXも4,000ポイントの大台を回復し、月足終値の確定に向けてほぼ全面高の圧巻の地合いとなりました。
- 日経平均株価:64,362.02円(前日比 +2,494.59円、+4.03%)
- TOPIX:4,003.30(前日比 +50.80、+1.29%)
- JPX日経400:36,224.57(前日比 +540.67、+1.52%)
- グロース250指数:685.97(前日比 +19.00、+2.85%)
米国市場(2026年8月1日) 🇺🇸
先週末金曜日のニューヨーク市場は、主要企業の堅調な決算発表とインフレ指標の落ち着きを好感し、主要3指数が揃って続伸しました。
発表されたアップルやアマゾン・ドット・コムの四半期決算が市場予想を上回る好内容となったことで、巨大IT銘柄への成長期待が一段と拡大。さらに6月の米個人消費支出(PCE)物価指数が落ち着いた伸びにとどまり、FRBによる秋以降の利下げ期待が維持されたことも株式市場の強力な支援となりました。ナスダック総合指数は1.00%高と続伸し、ダウ平均も270ドル超の上昇で引けています。
一方で、日銀の政策判断や米利下げ期待の交錯から為替市場ではドル売りの動きが強まり、ドル円は1ドル=157.031円へと大幅な円高・ドル安が進行。これに伴い、日経225先物は62,950円(前日比 -770円)へと利益確定売りに押されて取引を終えました。
- NYダウ30種:52,485.03ドル(前日比 +276.97ドル、+0.53%)
- NASDAQ総合指数:25,373.85(前日比 +251.67、+1.00%)
- S&P500指数:7,489.72(前日比 +52.09、+0.70%)
主要指標:ドル円 157.031円、日経225先物(期近) 62,950円(前日比 -770円)
本日の日本市場予想
今週初め月曜日の国内市場は、米株高の追い風があるものの、ドル円が157.031円へと急速に円高方向へ振れたことや、日経225先物の反落(62,950円)を映し、先週末の急騰に対する利益確定売り先行でのスタートを想定しています。昨日の現物終値(64,362.02円)から1,400円近く下に位置しての寄り付きが予想され、まずは6万3,000円前後の節目を巡る値固めの展開となりそうです。
米国のアップルやアマゾンなどメガテックの好決算は、東京エレクトロンなどの国内主力ハイテク株にとって下支え材料となります。しかし、157円台前半まで一気に進んだ円高・ドル安は、自動車などの輸出関連株を中心に目先の採算悪化懸念をもたらすため、寄り付き直後は押し目買いと手仕舞い売りが錯綜しやすい地合いです。
寄り付き一巡後は、先週末の過熱感が冷まされたことで、実需筋の押し目買いが入り下値を支えるとみています。日銀会合という巨大イベントを通過したことで市場の視点は個別の企業決算(4〜6月期決算発表本格化)へとシフトしており、為替の影響を受けにくい内需株や好業績のバリュー株を中心に、堅調な物色が支えになると予測しています。
今日の注目銘柄
- 東京エレクトロン(8035)
先週末に日経平均2,400円超高の大黒柱として猛烈に買われましたが、今朝の先物安と157円台への円高進行を受けて、寄り付きは利益確定の売りに押されるスタートが予想されます。米ナスダック(1.0%高)の底堅さを背景に、どの価格帯で海外勢の押し目買いが入るかが市場全体の地合いを測るポイントです。 - トヨタ自動車(7203)
ドル円が157.0円台へと前週末から急激に円高方向にシフトしたことで、輸出採算への警戒感から売りが先行しやすい位置にあります。ただし、日銀会合通過後の悪抜け感や割安感も強いため、株価がどこで下値を固められるかに注目が集まります。 - 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
日銀の政策判断と日米の金利・為替の動きを受けて注目が続く金融セクターの代表格です。急速な円高進行やハイテク株の調整局面においても、国内の金利見通しを背景に実需資金の受け皿として下値の堅い推移が期待されます。
本日発表の主な経済指標
- 日本:7月消費動向調査
- 中国:7月財新製造業購買担当者景気指数(PMI)
- 米国:7月ISM製造業景況指数
まとめ
先週末の2,400円を超える歴史的な急騰から一転し、今朝は157円台への円高進行と先物安を受けて、利益確定売りから始まる少し押し戻されるスタートとなりそうです。急激な値動きに心が揺れるかもしれませんが、これは米株高と円高・決算要因が複雑に交錯する中での健全なスピード調整と言えます。
寄り付き直後の下落場面で焦って売り急ぐ必要はありません。決算発表が本格化するなか、手元のキャッシュ比率を適切にコントロールしつつ、業績の裏付けがある好業績株や内需バリュー株を中心に丁寧に対応していきましょう。今週も冷静に相場と向き合っていきましょうね。
不透明な相場だからこそ、情報力で差をつける。
市場の先行きが不透明な場面は少なくありません。そんな時、「他の経験豊富な投資家はどう動いているのか?」を知ることができれば、より確かな判断の一助になります。日頃から多角的な視点で情報に触れ、相場の変化に対応できる準備を整えておきましょう。
▼市場のリアルを捉えるための情報収集
- 機関投資家の動向: 著名な投資家や大口投資家がどのようなポートフォリオを組んでいるのか、市場のトレンドを把握することは大局的な判断に役立ちます。
- 需給データの分析: 株価を大きく動かす要因となる大口注文の推移や、市場心理を映す空売り残高などのデータにも注目してみましょう。
- 多角的な経済ニュース: 日々の主要ニュースだけでなく、専門的な解説や速報性の高い情報源を複数持っておくことが強みになります。
▼常にアンテナを高く持ち、投資の質を高める
投資の世界では、初心者から経験者まで「いかに質の高い情報をタイムリーに集められるか」が成果を大きく左右します。 公的なデータだけに頼るのではなく、信頼できる各種ツールや専門メディアを上手に活用し、常に一歩先を見据えた情報収集に努めることが大切です。 まずは身近な情報源を見直し、アンテナを広げることから始めてみてはいかがでしょうか。
【免責事項】
本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。掲載されている広告やリンク先のサービス利用から生じるいかなる損害についても、当方は責任を負いません。
投資は、ご自身の判断と責任において行うものです。



コメント