おはようございます、つっちーさんです。
2026年8月12日(水曜日)今朝のマーケット情報をお届けします。
昨日は「山の日」の祝日で国内市場が休場となるなか、昨夜の海外市場では今夜発表される注目の「米7月消費者物価指数(CPI)」を前に、主要指数が揃って小幅に反落する慎重な展開となりました。連休挟みのスタートとなりますが、本日も足元の最新データを丁寧に整理しながら、冷静に相場の方向性を探っていきましょう。
市場概況:雇用統計通過で大幅急騰した日本株と、米CPI前の様子見で小幅安となった米市場
日本市場(2026年8月10日) 🇯🇵
前営業日10日(月)の東京市場は、前週末の米雇用統計通過に伴うリスクオンの流れを引き継ぎ、日経平均株価が前日比1,363円高(+2.08%)と大幅に急騰し、6万6,970円22銭で取引を終えました。過度な景気失速懸念が和らいだことで、東京エレクトロンやソフトバンクグループなどの主力大型株に買い戻しが集中。TOPIXも4,100ポイントの大台を回復するなど、ほぼ全面高の強い地合いとなりました。(※8月11日は「山の日」のため休場)
- 日経平均株価:66,970.22円(前日比 +1,363.51円、+2.08%)
- TOPIX:4,100.61(前日比 +25.68、+0.63%)
- JPX日経400:37,170.82(前日比 +298.92、+0.81%)
- グロース250指数:737.17(前日比 +13.08、+1.81%)
米国市場(2026年8月11日) 🇺🇸
昨晩のニューヨーク市場は、今夜(日本時間12日21:30)に予定されている米7月CPIの発表を控え、利益確定売りやポジション調整が優勢となり、主要3指数が揃って小幅に反落しました。
ホルムズ海峡を巡る地政学リスクの不透明感からWTI原油先物が1バレル=82〜84ドル台で高止まりしたことや、米10年債利回りが4.69%前後と高水準で推移したことが株式市場の重荷となりました。直近で相場を牽引してきたエヌビディアなどの大型ハイテク株に持ち高調整の売りが出たことで、ナスダック総合指数は0.60%安となり、NYダウも184ドル安と小幅な調整にとどまっています。
- NYダウ30種:53,791.85ドル(前日比 -184.13ドル、-0.34%)
- NASDAQ総合指数:26,445.44(前日比 -159.91、-0.60%)
- S&P500指数:7,728.20(前日比 -24.91、-0.32%)
主要指標:ドル円 159.278円、日経225先物(期近) 67,200円(前日比 +40円)
本日の日本市場予想
祝日明け本日の国内市場は、昨晩の米国株小幅安の影響を受けるものの、日経225先物が67,200円(前日比 +40円、+0.06%)と堅調に推移していることから、月曜日の現物終値(66,970.22円)を挟んだ小動き、あるいは6万7,000円の大台乗せを意識したスタートを予想します。まずは6万7,000円台の定着に向けた底固めの展開となりそうです。
最大の注視点は、今夜日本時間21時30分に発表される「米7月消費者物価指数(CPI)」です。FRB(米連邦準備理事会)の秋以降の金融政策動向を左右する最重要マクロ指標であるため、結果を見極めたい海外機関投資家を中心に様子見ムードが強く働きやすい地合いです。
寄り付き直後は前営業日の1,300円超高の反動や米ハイテク安を受けた利益確定売りが出やすいものの、ドル円が1ドル=159.2円台と落ち着いた推移を見せていることは下値の支えとなります。今夜の米CPI発表を前に大口の積極的な売買は控えられやすく、日中は6万7,000円前後での一進一退のもみ合いに終始するとみています。
今日の注目銘柄
- 東京エレクトロン(8035)
月曜日の取引で大幅高となり市場を牽引しましたが、昨晩の米半導体株調整を受けて朝方は手仕舞い売りが先行しやすい位置にあります。今夜の米CPIを前にどの価格帯で下値を固められるかが、ハイテクセクター全体の安心感を測るバロメーターとなります。 - ソフトバンクグループ(9984)
決算通過後の悪抜け感と世界的なAI需要の根強さを背景に、月曜日も力強い動きを見せました。米ナスダックが調整する場面でも、実需の押し目買いが入るか注目が集まる大黒柱銘柄です。 - INPEX(1605)
中東・ホルムズ海峡周辺の緊迫感や供給不透明感がくすぶるなか、WTI原油先物が82〜84ドル台で高止まりしています。米CPI前の様子見ムードが広がるなかでも、原油高メリットを受けやすいディフェンシブな資金の退避先として堅調な推移が期待されます。
本日発表の主な経済指標
- 日本:7月国内企業物価指数(8:50発表)
- 米国:7月消費者物価指数(CPI)(日本時間21:30発表)
- 米国:7月月次財政収支
まとめ
祝日明けの今朝は、今夜の「米7月CPI」発表という超大型イベントを前に、先物が67,200円台で静かに揉み合う落ち着いたスタートとなりそうですね。月曜日に1,363円高と大きく上げていた分、本日は方向感を探る値固めの一日と言えます。
今夜の米CPIの結果次第で明日以降のトレンドが定まるため、本日は焦って無理なポジションを取る必要はありません。手元のキャッシュ比率を適切にコントロールしながら、好業績株やバリュー株の押し目を見極め、静かに今夜の指標結果を待ちましょう。落ち着いて本日の相場に向き合っていきましょうね。
不透明な相場だからこそ、情報力で差をつける。
市場の先行きが不透明な場面は少なくありません。そんな時、「他の経験豊富な投資家はどう動いているのか?」を知ることができれば、より確かな判断の一助になります。日頃から多角的な視点で情報に触れ、相場の変化に対応できる準備を整えておきましょう。
▼市場のリアルを捉えるための情報収集
- 機関投資家の動向: 著名な投資家や大口投資家がどのようなポートフォリオを組んでいるのか、市場のトレンドを把握することは大局的な判断に役立ちます。
- 需給データの分析: 株価を大きく動かす要因となる大口注文の推移や、市場心理を映す空売り残高などのデータにも注目してみましょう。
- 多角的な経済ニュース: 日々の主要ニュースだけでなく、専門的な解説や速報性の高い情報源を複数持っておくことが強みになります。
▼常にアンテナを高く持ち、投資の質を高める
投資の世界では、初心者から経験者まで「いかに質の高い情報をタイムリーに集められるか」が成果を大きく左右します。 公的なデータだけに頼るのではなく、信頼できる各種ツールや専門メディアを上手に活用し、常に一歩先を見据えた情報収集に努めることが大切です。 まずは身近な情報源を見直し、アンテナを広げることから始めてみてはいかがでしょうか。
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