おはようございます、つっちーさんです。
2026年8月27日(木曜日)、今朝のマーケット情報をお届けします。
昨日の国内市場では、原油安によるコスト懸念の和らぎや半導体株への買い戻しから日経平均株価が400円超上昇し、力強い展開となりました。そして昨夜の海外市場では、日本時間今朝に控える米半導体大手エヌビディアの決算発表や、今夜開幕する「ジャクソンホール会議」を見極めたいとする強い様子見ムードから、主要指数が揃って小幅に反落しました。本日は重要材料が目白押しの1日となりますが、最新データを丁寧に整理して冷静に相場の方向性を探っていきましょう。
市場概況:原油安とハイテク買い戻しで反発した日本株と、重要イベント前で様子見が広がり小幅反落した米市場
日本市場(2026年8月26日) 🇯🇵
昨日の東京市場は、日経平均株価が反発し、前日比405円高の6万6,262円16銭で取引を終えました。前日のWTI原油先物が82ドル台へ急落したことでエネルギーコスト負担増への警戒感が後退したほか、東京エレクトロンやアドバンテストなどの主力半導体株に自律反発狙いの買いが流入しました。TOPIXも揃って上昇し、市場全体で手堅い押し目買いが確認された1日となっています。
- 日経平均株価:66,262.16円(前日比 +405.73円、+0.62%)
- TOPIX:4,111.02(前日比 +17.35、+0.42%)
- JPX日経400:37,075.34(前日比 +130.71、+0.35%)
- グロース250指数:781.15(前日比 -0.15、-0.02%)
米国市場(2026年8月26日) 🇺🇸
昨晩のニューヨーク市場は、今朝(日本時間)に控えるAI・半導体大手エヌビディアの注目の四半期決算発表や、今夜から開幕する「ジャクソンホール会議」を前にポジション調整の売りが優勢となり、主要3指数が揃って小幅に反落しました。
市場予想を上回る好決算が期待されるエヌビディアに対して決算発表直前の慎重姿勢から持ち高を軽くする動きが出たことで、ナスダック総合指数は小幅安(-0.08%)に終始。NYダウも持ち高調整の売りに押されて113ドル安となりました。一方、ドル円は159.225円付近と落ち着いた水準を維持しており、全体としてはイベント前の極めて静かな様子見ムードが支配的でした。
- NYダウ30種:53,463.88ドル(前日比 -113.52ドル、-0.21%)
- NASDAQ総合指数:26,130.19(前日比 -21.10、-0.08%)
- S&P500指数:7,675.70(前日比 -1.58、-0.02%)
主要指標:ドル円 159.225円、米国10年債利回り 4.70%前後、WTI原油先物 1バレル=82ドル台半ば、日経225先物(期近) 66,120円(前日比 -290円)
本日の日本市場予想
本日の国内市場は、昨晩の米株小幅安や日経225先物の下落(66,120円、前日比 -290円)の流れを受け、昨日の反発に対する利益確定売り先行でのスタートを予想します。昨日の現物終値(66,262.16円)から100円〜200円程度下に位置しての寄り付きが想定され、まずは6万6,000円の大台を維持できるか値固めの攻防となりそうです。
本日の相場動向を大きく左右するのは、日本時間早朝に公表された米エヌビディアの決算内容に対する市場の消化反応です。AIインフラ需要の強固さが改めて裏付けられれば、東京エレクトロンやアドバンテストといった国内主力半導体株へ速やかに買い戻しが入り、指数を押し上げる力強い推進力となります。
さらに本日国内では、日銀の氷見野良三副総裁による講演が予定されており、秋以降の次回追加利上げを示唆するタカ派・ハト派の発言内容に金融市場の関心が集まっています。今夜からは米カンザスシティ連銀主催の「ジャクソンホール会議」が開幕することも重なり、海外機関投資家を中心に日中は積極的な買い進みが手控えられやすいです。寄り付き一巡後は6万6,000円〜6万6,300円のレンジ内での神経質な揉み合いに移行すると予測しています。
今日の注目銘柄
- 東京エレクトロン(8035)
日本時間今朝に発表された米エヌビディアの決算結果をダイレクトに反映するポジションにあります。決算発表後の海外市場の反応や半導体需要の見通しを受け、本日相場全体のセンチメントを牽引する最大の大黒柱として大注目の銘柄です。 - 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
本日予定されている日銀・氷見野副総裁の講演を前に、国内金融政策正常化(追加利上げ)への思惑が一段と高まっています。イベント前の手控えムードの中でも、利鞘改善メリットが意識される実需バリュー株として強い下値支持が期待されます。 - ニトリホールディングス(9843)
WTI原油先物が82ドル台で下落安定し、ドル円も159.2円台で極めて落ち着いた推移を見せています。輸入・物流コストの低減期待が高まる内需主力を代表する銘柄として、相場の様子見局面において実需の押し目買いが入るか注目されます。
本日発表の主な経済指標
- 日本:日銀・氷見野副総裁講演
- 米国:ジャクソンホール会議(〜29日、カンザスシティ連銀主催)
- 米国:4〜6月期GDP改定値(日本時間21:30発表予定)
- 米国:週次新規失業保険申請件数
まとめ
今朝は米エヌビディア決算発表の直後であり、さらに日銀副総裁講演やジャクソンホール会議開幕という超大型イベントが重なる緊張感漂うスタートとなります。先物は66,120円とやや慎重な動きを見せていますが、6万6,000円大台を軸とした固い土台作りが進む重要な局面です。
大型イベントが集中する日だからこそ、焦って高値を追ったり急な乱高下に振り回されたりする必要はありません。手元のキャッシュ比率を適切に保ちつつ、半導体関連と金利・原油安メリットのあるバリュー株へ上手に資金を分散させて、落ち着いて本日の相場を見守っていきましょうね。
不透明な相場だからこそ、情報力で差をつける。
市場の先行きが不透明な場面は少なくありません。そんな時、「他の経験豊富な投資家はどう動いているのか?」を知ることができれば、より確かな判断の一助になります。日頃から多角的な視点で情報に触れ、相場の変化に対応できる準備を整えておきましょう。
▼市場のリアルを捉えるための情報収集
- 機関投資家の動向: 著名な投資家や大口投資家がどのようなポートフォリオを組んでいるのか、市場のトレンドを把握することは大局的な判断に役立ちます。
- 需給データの分析: 株価を大きく動かす要因となる大口注文の推移や、市場心理を映す空売り残高などのデータにも注目してみましょう。
- 多角的な経済ニュース: 日々の主要ニュースだけでなく、専門的な解説や速報性の高い情報源を複数持っておくことが強みになります。
▼常にアンテナを高く持ち、投資の質を高める
投資の世界では、初心者から経験者まで「いかに質の高い情報をタイムリーに集められるか」が成果を大きく左右します。 公的なデータだけに頼るのではなく、信頼できる各種ツールや専門メディアを上手に活用し、常に一歩先を見据えた情報収集に努めることが大切です。 まずは身近な情報源を見直し、アンテナを広げることから始めてみてはいかがでしょうか。
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